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September 19, 2019

東電旧経営陣に対して無罪判決 ID:1568899334カテゴリー » 院 長

東電旧経営陣に対して無罪判決について、私の見解を述べます。報道を見ていると経営陣に責任を負わせることが当たり前のようなニュースが多いように思います。裁判所の周りでインタビューするのだから、木曜日の昼間にあえてそこで判決を待つ人々のほとんどは有罪を望んでいたわけですから、それをそのまま報道すれば当たり前に有罪にすべきと思っている人が多いように感じてしまいます。
そもそも、無罪とは有罪では無さそうという意味であって、罪が無いと言うこととはニュアンスが違います。この判決で、経営陣が喜ぶわけも無く、それこそ2011年の3月11日以降毎日そのことを自問自答してきていると思うし、責任が無いなんて思っていないと思います。ましてや、その方々のご家族、親族の方の中にもさぞかし辛い日々を送っている方がいらっしゃると思います。そこに、また有罪判決をして責任をとれーって言えますか?法律的な問題はさておき、私はそんな事言えません。それよりも、これから続く復興を当事者だけで無く日本国中で真摯に遂行するだけだと思います。ですからニュースで残念がっている人々をみて、本当にこの国は『文句言ったモン勝ち』になって、品格を失いつつあることが明白に感じられます。簡単に表現するなら、子供達のイジメ体質と同じですよ。
おこってしまった自然災害を起因とするおこってしまった事象に対して結果責任を取れなんて言わずに、辛い思いをしているのは東電の人も、被災した人も、支援して居る人も、原発の処理に関わっている人も、みんなで協力して行く良い機会にしてもらいたいものです。
日本人としての品格を取り戻しましょう。

Up — posted by 管理人 @ 10:22PM